From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Wed, 16 Feb 2005 21:57:47 +0900
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Subject: [keystone 10345] 阻止行動日誌304日目。富田晋。
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2月16日(水)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。台船の動きなし。

今朝も同様に波が高く、風は15メートルにも達しています。雨も降り、雷注意報が
出るほどでした。
雷が来ると海上では逃げ場がありません。海は放電している状態になってしまうので
とても危険です。
午前7時、今日も50人以上の座り込みの人数がありました。各ヤグラには10名以
上が阻止行動に参加し完全に作業を止める状況を海上で作り出しています。
午前9時サンコー、パシィフィックの作業船8隻が出航。警戒が強まります。

私は第四のヤグラを守っていましたが、ヤグラの上はおばちゃんパワーが爆発してい
ました。他のヤグラは平均年齢が20代でしたが、第四だけ今日は平均60代??ぐら
いでした。
防衛施設局員が「前回から言っている4本のタンカンの交換をさせていただけない
か。」と申し出てきますが、全ておばちゃんたちが30倍返しぐらいにして跳ね除け
てしまいます。
施設局職員が「じゃぁ一本だけ!!お願い!!」と言うと「じゃぁ足場板5枚とどう??」
と返す。「そりゃぁないよぉー」と施設局職員、作業員が声を合わせる。
午前はどこのヤグラでもそんな感じで断られ、午後には「写真だけ撮らせて!」と申
し出がありましたが、これも拒否。
「雷注意報も出てるんだし、早く帰ったらー??」
「いやぁ、こちらも手ぶらだ帰るわけにはいかないんですよ。写真だけですから。」
と作業員。
「ここにこのヤグラがあること自体がおかしいのよぉー。撤去しなさいよ!!」とヤグ
ラから。
「いやぁ、そういうわけには・・・。」作業員。
「じゃぁ、そこから撮って。足場板見えるー??」と返す。
「見えませんよぉー。」と作業員。
「じゃぁカメラをこちらに渡して、こっちが撮るから。」とヤグラから。作業員も何
もせずに帰るわけにはいかないので、こちらで写真を撮りました。
「うーーん、撮れているのかなぁ?」と作業員。
「大丈夫よ!!」何の根拠かわかりませんが、大丈夫よ!!
午後2時30分、作業船が引き上げていきました。

今日も完全に作業を阻止しています。作業台船は波が高いので動いていません。