From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Tue, 15 Feb 2005 21:48:32 +0900
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Subject: [keystone 10338] 阻止行動日誌301日目。富田晋。
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2月13日(日)阻止行動座り込み301日!!「300日集会」
・日曜日、ヘリ基地反対協、県民会議の呼びかけで「300日集会」が行われました
!!!

・「300日集会」
午前8時30分、「300日集会」の前に海上での視察を行うということで3隻の船
を出し、70名近くの人達を船で海上へと運びました。
3隻の船にそれぞれ普段行動に関わっている人で説明者を乗せ、基地建設の予定水域
2500メートルをヤグラを周りながら見せました。
参加者は真剣な眼差しで説明を聞いてくれていました。
午前11時、帰ってくると「300日集会」が始まっていました。
命を守る会代表の金城佑治さんが「2639日間、8年間と300日という本当に長
い期間を私達は基地建設をさせず、一本の杭も打たせていません。もう後、一息で
す。皆さんの力を貸してください。」会場が拍手で盛り上がる。
その後も各政党からのあいさつがあり、海上阻止行動隊からは若者2人があいさつを
しました。
この間に座り込みも海上での阻止行動も若者で溢れています。県内外からたくさんの
若い世代の人達が集まり、阻止行動に加わっています。
2人のあいさつは沖縄の日本の世代交代を体言するものでした。「これからは私達が
引き継いで戦争を止める」という。

私は3年前のことをよく思い出しますが、思い出せば出すほど若い人が増えたなぁと
感じます。3年前は私を含め数人しかいなかったのですから。
そして、その力が確実に今世界を変えるような可能性に満ちているということが素晴
しいと感じています。
私自身が3年前に「間に合った」と感じていたのですが、この攻防戦に入るにあたっ
てこれだけの人達、若い世代の人達が「間に合った」のはやはり命を守る会のお
じぃ、おばぁの8年間があるからだと思います。
日々、平和学習という形で集まっていた人達が8年間で5万人にも上りますが、その
丁寧な積み重ねが今につながっています。
8年前に中学生だった。8年前に高校生だった。そういった人達が自立し、人生の中
に「辺野古」があったということ。それが積み重ねだったのです。

人の成長に伴って確実に広がっていきます。今来ている若い世代の人達が日本中の若
い世代のリーダーとしてこの辺野古を巣立っていくことを願っています。

集会には350人が集まり、海人からの発言も相次ぎました。「この海はわったー
たー達が生きる海、絶対に譲らない!!」と。
集会の最後には「沖縄に人殺しのための基地はいらない!!」と声を上げました。

・「ボーリング調査差し止め訴訟原告団結成総会」
午後2時からは名護の港区公民館で「ボーリング調査差し止め訴訟原告団結成総会」
が行われました。
結成総会には原告となった65人の県内の人々、海人から13名の原告団、その他に
100名ほどの参加者がありました。
総会には30人あまりの弁護団の中の10名ほどが集まり、それぞれから決意表明が
ありました。
団長には池宮城弁護士「泡瀬干潟、CTSの闘いに関わってきた。みなさんの粘り強い
闘いこそが権力を追い詰めることができる。この闘いは必ず勝ちます!!」と力強い
あいさつ。
加藤弁護士からは「人間の尊厳を勝ち取る闘いは絶対に負けない。」とあいさつがあ
りました。
裁判を通して広く人々にこの基地建設、ボーリング調査の不当性、国の理不尽さ、人
としての尊厳を勝ち取る意味を訴えていかなければなりません。
絶対に負けられない闘いがさらに大きくなって始まっていきます。