From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Wed, 12 Jan 2005 19:56:51 +0900
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Subject: [keystone 10161] 阻止行動日誌269日目。「明日作業台船再度突入か!?」 富田晋。
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1月12日(水)
・防衛施設局の違法な強行調査に対して阻止行動を行ないました。
(海上でのヤグラのことを一番東のヤグラから第一、第二、第三、第四と呼びま
す。)

午前6時、まだ朝日が昇らない中で阻止船は海上座り込みをするために出港していき
ます。昨日、辺野古漁港の作業船の上に資材が積み込まれていたこともあり、緊張は
高まっています。
東村、国頭、宜野座、漢那、石川、金武の海人達が昨日から再結集し、4つあるヤグ
ラに3隻以上の阻止船が張り付きました。

午前8時30分、「キャンプシュワブの浜辺に作業員数名を確認。」同時に「辺野古
漁港より作業船、合計9隻が出港。2隻は大型船、7隻は小型船です。」と連絡が入
ります。
今日も完全に作業を阻止。
第一、第二、第三、のヤグラでは4隻の阻止船、海上での座り込みによって完全にヤ
グラを閉鎖し、作業を一切させませんでした。
作業船が近づけば複数名が海に飛び込み、作業船がヤグラに近づかないように立ちは
だかります。そのやり方は様々でタンクを背負って潜る人、素潜りの人、赤ふんどし
をつけて泳ぐ人、すっぽんぽんで飛び込む船長などなど。
それぞれの精一杯の力でとめています。
第四のヤグラでは海水でゆがみ余りにも危険な鉄パイプのみの交換作業が防衛施設局
によって行なわれました。それ以外は一切の作業を拒否し阻止しています。

明日、辺野古はさらに緊迫した一日を迎えます。
年末でいなくなっていた作業台船がまた中城湾港に集結しているとのこと。外洋での
ボーリング調査のための作業台船は前回サンゴ礁を破壊し大問題となりました。その
ことを「環境には配慮する」などと防衛施設局は開き直っています。
サンゴ礁を破壊したスパット台船(水深25メートル以内のボーリングヤグラ)の足
場板を外して「環境への配慮」などと言っています。実際にはボーリングをする前に
4つの鉄の足でもって海底を破壊することになんら変わりはありません。

作業台船に潰されそうになり「死」を覚悟した11月、あれから約2ヶ月その決戦の
日が近づいています。前回以上の力量をもって立ち向かいます。
決死の覚悟で止めて見せます。生きるために。