From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Mon, 25 Oct 2004 19:02:40 +0900
Subject: [keystone 9728] 阻止行動日誌189日。富田晋。
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org
10月24日(日)
・防衛施設局による調査はありませんでした。
今朝は台風24号の影響で風が強く、テントを建てられる状況ではなかったの
でテントを解体し、「命を守る会」事務所前での座り込みとなりました。
今日で189日目、もう200日が近づいています。8年間2639日間と比
べればまだまだ短い時間といえますが、やはり長い闘いです。一刻も早く基地建設を
撤回させこの闘いを終わらせなければなりません。しかし、継続する力は常に必要で
す。
事務所前で座っていると弁護士の方々が50人ほど座り込みに来てくれまし
た。「企業側につかない」という信念のもとで集まっている弁護団だそうです。そし
て、「儲けられない」弁護団と説明されました。今日来たのはその団体の新人さん達
です。
熱心に座り込みからのレクチャーを聞いてくれました。レクチャーしたのは
「テント村村長(反対協共同代表)」の大西さん、「反対協共同代表」の安次富さ
ん、「一坪反戦地主会代表」の城間さんです。
浜辺に行ってレクチャーが行われていると弁護士の人達が乗ってきたバスが砂
浜に突入・・!?砂浜に入ってきて乗り上げてしまった。
「あらら〜」と思いつつ、何度もあったこと。座り込みに来ていた人達が慣れ
た手つきでスコップを持って砂浜へ。「このごろいつも何かレスキューしてない?」
なんて冗談を言いながら、タイヤを出すため必死に砂浜を掘る。
タイヤの下に畳を敷き、バスを走らせる。見事一発でバスを砂浜から出しまし
た。
弁護士の人の中には肝っ玉姉さんがいて、私達を手伝ってくれました。
「助かりましたー」と声をかけられる。いやいや、出せてよかった。座り込み
のおいちゃん達は「無理だよー」なんて言っていましたが、それを見て「ニセーター
たーの力はすごいねぇ。あきらめちゃいかんなぁ。」と一言。何事もあきらめるべか
らず。
午後に入って今度はこの間レスキューした海人の船の台風対策。「もう、川に
流されんようにねぇー」と声をかけあう。
バスの救出に使った畳は畑の肥料に。無駄にはしません。
その後もたくさんの人達が来訪しました。毎日、いろいろあります。座り込み
のニセーター達は「色々あるから楽しいよな!」と超ポジィティブ。
明日から月曜日。台風が近づいているから調査はないかな??なければ少しう
れしいですが。今回の台風で前回被害のあった人達の元に行くのは本当に大変なこと
です。そういう意味で、今回台風は来るべきではなかった。政府は被災地に辺野古の
基地建設に使おうとしている1兆円をまわしなさい。とんちんかん。
今回の台風は中心気圧945ヘクトパスカル。最大瞬間風速45メートル。前
回の23号に勝るとも劣らない台風です。土砂災害の恐れのある方や近くに川がある
人、海がある人は避難して下さい。高台に逃げれる方は台風が近づいたら高台へ逃げ
てください。
辺野古も台風対策を万全にします。
生き抜いて基地建設を、戦争をやめさせなければなりません。