From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Tue, 5 Oct 2004 19:43:03 +0900
Subject: [keystone 9609] 阻止行動170日目。リーフ内で阻止行動!!!
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org
10月5日(火)
・防衛施設局の違法調査に対して阻止行動を行ないました。
日々、海上では防衛施設局側がやり口を変えてくるので状況は変わっていきます。
午前8時、辺野古漁港より調査船が出港。すぐにカヌー隊及び阻止船も出港。
私の船はすぐにキャンプシュワブへと行きました。調査船は必ずそこで防衛施設局及
びダイバー、物資を積み込みます。
今日の海は台風22号が近づいているためか海は荒れ、白波が立っていました。
ダイバーの準備があるためか、調査船はすぐには動かず、午前9時頃に動き出しまし
た。シュワブの簡易桟橋から防衛施設局員を乗せ、調査船に乗り込もうとするため、
私達は阻止行動を開始。しかし、やはり施設局側は数が多い、一隻では防ぎきれませ
んでした。
リーフ内での潜水調査のため小型船舶4隻がリーフ内調査海域と侵入しようとしてき
ます。船で航行をとめる。マイクでは呼びかけ続ける。
「この調査は完全に違法です。この調査になんの正当性もない。沖縄の人達の怒りを
どう受止めるているのか!!今すぐ、調査を止めて帰りなさい!!」
4隻との攻防戦、警戒船による妨害で阻止線を突破される。
キャンプシュワブの東側で調査船が停泊し、アンカーを降ろす。カヌー隊11隻が現
場に駆けつける。なんだか阻止部隊が到着するかのようにかっこよく、圧巻でした。
阻止行動開始。
ダイバーを下ろし始めたので、カヌー隊がダイバーが降りたポイントで海上デモをす
る。防衛施設局員が「危ないですから下がって!」と叫んでくる。
「ダイバー達の生命を盾にした強行作業を行なっていながら、カヌー隊に対して罵倒
するとは何事だ!!今すぐ調査をやめろー!!」
昼になり、調査は一時中断。調査船は平島と長島の間で昼休みに入る。
私達も団結弁当を受け取って昼休み。団結弁当がとってもおいしかった。
午後1時30分調査船が動き出す。また阻止線を張る。この時から高波が立ち始め、
カヌー隊の航行が困難になり、カヌー隊を浜辺へと降ろします。すぐに現場に向かっ
たが、防衛施設局側も途中で作業を中断してシュワブへと帰って行った。
外洋には作業船「未来」と他3隻、潜水調査船2隻と警戒船2隻が停泊していました
が、今日の様子ではほとんど作業は出来ていないようです。
リーフ内では前回に潜水作業を行なったポイントでの作業だったことが分かり、作業
がカヌー隊の阻止行動によって完全に潰されていっている状況を見せました。
波が高かったため、皆、海の潮をかぶりしおくさいです。
引き続き、座り込みに来てくれるように呼びかけます。今のこの状況に来てくださ
い。今、私達は阻止し続けています。100日集会の時に命を守る会代表の金城祐冶
さんが言いました。「今やれば変えられる。いまやらなければいつやるのか!君はい
つ立つのか!」大きな声で言いました。私はこの声に答えたい。そしてそれは現実の
こととして目の前で行なわれています。
状況を変えうる力はいつも一人一人の中に存在します。座り込みで共に座ること。そ
れが今のこの日本の状況を帰るのです。
全国でがんばっている皆さん、一人一人が「現場」であることを願っています。阻止
は全国で行なわれているからこそ実現しています。私達と共に海上にいて下さい。こ
の行動は世界を変えます。