From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Mon, 20 Sep 2004 19:01:34 +0900

Subject: [keystone 9472] 阻止行動154日目。
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org


9月19日(日)
・サンゴ礁破壊の調査は行なわれませんでした。

朝、命を守る会のおばぁが駆け込んできて、慌てた様子で「シュワブ前を通ったんだ
けどよ、クレーン車が3台ぐらい来ているわけさ。ボーリングと関係がないかねぇと
思ってよ。」と話していました。
すぐにシュワブ前に向かう。確かにクレーン車が2台と何らかの機材を積んだトラッ
クが1台止まっている。日曜日に業者が動いているという話も変な話だ。
業者のおじちゃん達のところに行き、「キャンプシュワブ内での作業ですか?」と聞
く。「そうですよ。」と答えてくれます。「ボーリング調査と関係がある作業ですか
?」と聞くと、「いやいや、基地内にある電波塔の修理の作業だ。大丈夫だよ関係が
ないから。」おっちゃん達。ほっとしました。
午後にシュワブ内を見てみると確かに赤白の鉄塔近くでクレーン車が動いていた。
ちょっとしたことも気になってしまう。それが辺野古です。

その後は午後も何もなく、カヌー隊はカヌーの練習を海で行い、思い思いに過ごして
いました。
「何もないというのはこんなにも幸せなことなのか」と思う反面、「基地建設を絶対
にこの海を守るために止めなければならない」と感じます。

座り込みに出ていつも感じることは、防衛施設局の敗北はこの辺野古の座り込みにこ
んなにも素晴らしい人達を、「次の世界」を語る人達を生み出してしまったことなの
だと考えます。
ここに1万5千人集まるよりも今座っている150人ほどすごいものはない。
どんな局面になろうと防衛施設局、国が辺野古で「基地建設」につながる何かをした
ら、沖縄の怒りは爆発する。そして今はそれが始まった状態にある。
それが「次の世界」を作るための大きなうねりとなることを彼らは知らない。
今の私達は「勝っている」ではなく、「すでに勝っている」。