From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Tue, 14 Sep 2004 19:12:29 +0900

Subject: [keystone 9400] 阻止行動149日目。「潜水調査」をさせなかった!!今日も勝ったぞぉ!!みんな辺野古へ集まれ!!
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org

9月14日(水)
・調査船が出ました。抗議船、カヌーが出て阻止行動をしました。

中城湾資材搬入から資材がなくなるという経緯があったこともあり、今朝は「作業用
台船が出た」と情報が入る。現場は緊迫。
私も抗議船を出した。
海上に出ると作業船「未来」が海にブイを落としている。作業船3隻によって「まっ
た」をかける。私達が近づくと作業を停止する。
カヌー隊はポイントブイを囲み「潜水調査」を阻止。リーフ内ではまったく作業が出
来ない。
私の船は沖合いを回る。マナヌ岩近くの作業船「未来」のほかにマナヌ岩から1・5
キロ、豊原の集落(辺野古の隣の集落)前の海上に作業船「ゆいまーる」がいる。さら
に大浦湾側に小さな漁船が3隻ほどうろうろとしている。
3隻の抗議船はそれぞれ作業を阻止するためにその3地点へと船を走らせる。

「ゆいまーる」の元へ向かっている途中カヌー隊から連絡が入る。
「カヌー隊から連絡。豊原集落沖合いのリーフ上(引き潮になると人が歩ける岩場と
なる。)で数名が作業をしている!!」
「至急向かいます!!」
すぐに向かう。調査船「未来」をけんせいしながら(「未来」は近づくと逃げる。)そ
の場所に向かう。到着すると確かに作業をしている。作業船に物資を積み込むところ
だった。
「何をやっている!!!」大声とスピーカーを使って叫ぶ。
びっくりした防衛施設局は慌てて作業船に物資を積み込み、猛スピードで小型の作業
船2隻を走らせる。私ともう1隻の抗議船で追う。
カーチェイスならぬボートチェイス。その間も怒りの声を上げ続ける。
「こちらはヘリ基地反対協である。辺野古海上でのボーリング調査は不当である。防
衛施設局は無駄なあがきをやめて帰りなさい!!沖縄の怒りを受止めろ!!」「辺野古漁
民の皆さん。私達は防衛施設局に対して訴えている。ここはあなた達の海です。金武
町、宜野座、国頭の漁民は怒りの声を上げています。私達と一緒に声を上げてくださ
い。」
5キロほど追い、調査圏外に出たので引き返す。
調査を中止させ、調査圏外へと追い出すことに成功した。

その後、リーフ内で抗議船2隻は作業を再開しようとしていた小型作業船3隻に阻止
行動。私はリーフ内海上でカヌー隊の救護艇として待機していると、向こうから一隻
上等な船が走ってくる。「ニカッ」とこっちを見て笑い、抗議船2隻の元へと走って
いく。
カヌー隊から連絡。
「うれしいニュース!!宜野座の漁民が参戦した!!!!」
なんてことだ。ついについに。うれしくて叫んでしまった。防衛施設局、お前たちに
大儀なんてない!!沖縄の海人はマジで怒ってんぞ!!!

昼ごはんを食べに一度戻り、午後2時また外洋へと出る。
ブイが8つほど落とされていた。作業船「ゆいまーる」へと向かう。「ゆいまーる」
の元に着き、船のエンジンを停止し、漁民に対して説得を行った。
「お願いだ、人殺しの基地建設のためなんかに船を貸さないで欲しい。生活がある、
金が欲しい。それはみんななそうです。だけれど人としてやってはならないことがあ
ります。いま、沖縄中の人達が怒っている。宜野湾では3万人もの人達が立ち上がっ
た。金武町の漁民も宜野座背の漁民も国頭の漁民も怒りの声を上げました。今だった
らこの辺野古で色々な関係を破壊してきた基地建設を食い止められる。私達と声を上
げてください!!」
1時間30分に渡る説得の末、午後3時30分に作業船は引き上げていった。

今日は「潜水調査」をさせなかった!!!!私達の完全な勝利だ!!!防衛施設局はわるあ
がきを止めて辺野古から手を引け!!!この国は間違っている!!!絶対に止めてやる!!!
体を張って!!明日も勝つ!!!
今なら勝てる!!辺野古に集まってください!!