From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Wed, 8 Sep 2004 00:24:29 +0900

Subject: [keystone 9314] 阻止行動142日目。辺野古に最大の結集を!!!
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9月7日(水)阻止行動142日目
・防衛施設局が沖国大墜落事件以後始めて辺野古に来ました。

朝午前4時からすでに人々がぞくぞくと結集し始め、午前6時には50人あまりが来
ていました。
4月19日に流れたピリッとした緊張感が蘇ります。そしてあの時と今では状況が覆
り誇りを持った面持ちで一人一人が顔を合わせました。
午前7時にテントを立ち上げる時にはすでに150名ほどが集まっていました。
テントは埋まり、覚悟を決めた一人一人の顔が記憶に焼きつくかのように鮮明に思い
出せます。

それまでに・キャンプシュワブの警備が通常2倍に増えたこと及び、米兵達の活動が
活発であること。・ワンボックスのレンタカー(今まで防衛施設局が使っていたレン
タカーと同タイプ)が午前10時には基地内に入ったこと。・「39−88」ナンバーの
公安警察車両の巡回があったこと。・今日あるとしたら資材置き場建設の強行である
こと。・漁民達の動きが活発になっていること。などが昼までに分かり緊張はさらに
高まった。

その間に何度かの「ごぼう抜き(座り込み行動の場合、機動隊は人を抜く作業を行
う)」に耐える練習をした。機動隊の役目をした人いわく「機動隊役は大変だ。これ
なら大丈夫」と息が上がっていた。なんといっても強い。中々抜けないので機動隊役
はとにかく大変でした。

午後2時、緊張感が最大に達している現場に防衛施設局が来た。今回はワンボックス
カー2台で12名。機動隊が出ている様子はなかったが、最大の緊張感で対処した。
夏芽さんや安次富さん7名で防衛施設局に対して座り込み参加者と共に怒りをぶつけ
た。弁護団も2名で見守ってくれていた。
沖国大墜落事件に触れ、「普天間基地は危険だと思わないのか」と言うと「危険であ
る」と答えてきた。いっそう怒りに燃える。「なら!なぜこの辺野古に基地を持って
くる話になるか!!」との追求にまったく答えられない。
その後も戦争の問題や沖縄の差別への追求に防衛施設局はまったく答えられなかっ
た。

今回ではっきりした。彼らは勝つ確信など何も持っていない。沖縄人の怒りに触れ震
え上がっていることが現場でも分かった。私達は勝つ確信を持っている、どんな状況
を国が作ろうとしても絶対に負けない。理屈ではなく、それが人々の怒りというもの
だ。それがはっきりした。その確信を持って私達は明日を迎える。
座り込みに今いる一人一人はどんなに多い人数よりもずっと素晴らしく歴史的な人達
である。そしてどんなことにも負けずに立ち向かえる人達である。それこそが私達の
勝利なのです。そういう人達を生み出した沖縄の底辺に生きる人達の歴史が日本の底
辺に生きる人達の歴史が勝利しているのです。
それはどんな暴力よりも強い絆です。

午後4時防衛施設局は引き上げていきました。
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夜、新たな情報が流れました。以下、夏芽さんの文章。

(転送歓迎)

 平良夏芽です。信頼できる情報筋から連絡がありました。
 防衛施設局は、明後日(木曜日)に辺野古の陸上作業ヤード設置作業に入るそうで
す。ただし、キャンプ・シュワブから船を出すというオプションを同時に準備してお
り、法的な準備は終えたようです。
 この情報は、明日(水曜日)が安全であるという情報ではありません。明後日が最
大の闘いになるという情報です。
 本日(火曜日)には、150名ほどの仲間が集まっていましたが足りません。那覇防
衛施設局は10台の車を用意しています。それだけでも50名、さらに機動隊200
名近くが来ると思われます。したがって、500名以上は集まらないと止めることは
できません。本気で時間を作って集まって下さい。
 繰り返します、明後日が最大の山場です。集まって下さい。
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正念場です。辺野古に集まってください。未来のために。