From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Mon, 6 Sep 2004 21:46:19 +0900

Subject: [keystone 9302] 阻止行動140日目
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9月6日(月)
・防衛施設局は来ませんでした。

9月3日の防衛施設局説明会を終えた後6日(月)からボーリング調査強行に入る方針
がありましたが、台風のため防衛施設局は来ませんでした。
明日からはいよいよ決戦の時です。
今日は今朝までものすごい台風で雨やら風やらでやぎとかいのししが飛んでいないか
外を見てしまうほどでした。波も高く、防波堤を軽々と超えてきました。
那覇は午後には治まっていたのですが、名護は風、雨共に強く危険な状態でした。

午後から辺野古へ行くとぞくぞくと人が集まってきており、大きなかばんに寝袋と明
らかに気合に満ちた人が「来週のために来ました」と声をかけてきました。
それぞれが大きな覚悟をしてきたと知った上で夏芽さんなりが現場での覚悟を改めて
問いかけていました。
この雨、風で防衛施設局は船を出すことは出来ない。しかしながら、陸上での資材置
き場作りの強行をしようと考えているはずです。
9月5日の市民集会の後の強行突破を考えていた防衛施設局の狙いは、宜野湾の「普
天間基地閉鎖」の大きな怒りのうねりと辺野古「新基地建設」の大きな怒りのうねり
を結び付けまいとすることでした。しかし、天が味方したのか台風が来た。9月12
日(午後2時沖縄国際大学グラウンド)市民集会が延び、見事にその状況を覆し、防
衛施設局は戦略の練り直しを迫られているはずです。
その上で強行すると見なければなりません。その場合は9月12日の市民集会は内容
がガラリと変わるはずです。

それだけでなく、この辺野古の闘いが沖縄の人々に火をつけたことは間違いがなく、
多くの人達が私達と共に立ってくれることに大きな確信を持っています。
ですから、東京や全国でがんばっている人達の頑張りが必ず全国にこの闘いの飛び火
する大きな力となっていると考えます。
今の東京や全国の人々の鈍い反応も覆して行けると感じます。

希望を絶対に捨てず、今をそれぞれの立場の人達が大切に丁寧に訴えていきましょ
う。ある人が言っていた言葉です。「幻想を持たず、意気消沈せず、極めて困難な課
題に立ち向かって何度も何度も初めに立ち返る力と柔軟さを持つ人は負けない」と。
私は負けない。全てを賭けて辺野古を守ります。