From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Fri, 3 Sep 2004 21:53:46 +0900
Subject: [keystone 9284] 阻止行動138日目。辺野古だけの闘いではない。防衛施設局の説明会。
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org
9月3日(金)
・防衛施設局は来ませんでした。
一言メッセージにはたくさんの思いが寄せられています。
一つ一つがとてもとても感動的で本当にうれしく思います。
6日、7日と来週はとても緊迫した日々になるでしょう。絶対に阻止するために多く
の人々の力が必要だと感じています。
「沖縄−東京(全国)」の互いの力が必要だということも切々と感じているところで
す。来週にこられない方々が引き裂かれるような思いでいらっしゃることに思いをは
せています。
辺野古だけで闘っていても解決にはならない。「沖縄−全国」根っこがある東京で、
基地建設の支柱である日本政府を潰さない限り本当の意味での基地建設の阻止ではな
いことを思います。
「辺野古だけを現場としてはならない」私はいつかの日誌にそう書きました。
辺野古に「全てを捨てでも行く」と決めた人達の賢明な判断にもとてもとても感動を
し、来週を共に闘う人達だと心強く感じています。同時に東京に残りまたは全国のい
たる所で辺野古と共に訴えると心に誓った人達のその賢明な判断も私は涙が出るほど
うれしく、心強く思っています。
いつの日か、闘いの場で出会い、そしてまた闘いのない場で出会えることを切に願う
ものです。
今朝の話・・・
今朝、午前7時。名護市街地から辺野古に向かう途中に機動隊の乗る大きな青いバス
5台と鉢合わせしました。「ついに来た!!」私はうなるような胸を沈めて追跡しま
した。どこまでも行くので「?」と思っていると、「辺戸岬(本当の最南端)」まで
来ちゃいました。「あれ?おかしいな」宿営地に行くと思っていた私がそこで見たの
は機動隊、約90名の訓練でした。
辺野古の関係するものなのかは分からない訓練です。しかし、これだけの数の機動隊
を動かすのだから関係はあるはずです。そのまましばらく見ていましたが、新米機動
隊の訓練にも見えたので、長居は無用と引き上げました。
少し、面白かったのは機動隊の乗るバスの窓には「走れ、駆け抜けろ青春!!」「負
けるな24期生」の張り紙でした。何を言ってんだか、と思いましたが油断は禁物。
名護の市街地をこれだけの部隊が通るのですから人の目を欺くためのものなのかもし
れません。
そんな事を真剣に考えていたら余計におかしくて、ちょっと面白い一場面でした。
防衛施設局説明会・・・・
午後6時30分からの説明会の強行に対して抗議しようと座り込み参加者も5時には
会場である瀬嵩の久志支所ホールに向かいました。
座り込みでは午前中から抗議のためのプラカードを作っていました。かわいいジュゴ
ンがめちゃくちゃ怒っているプラカードが目立ちます。
午後5時30分には久志支所ホール前に100名ほどの抗議の人達が集まり、シュプ
レヒコールを挙げながら抗議。防衛施設局はバスで50名を引きつれ入場。パトカー
3台、公安警察1台があたりを警戒。
午後6時15分にヘリ基地反対協、県民会議の抗議決議文を防衛施設局に手渡す。こ
の時、西防衛施設局長は出てこず、施設局職員が受け取りました。
午後6時30分になり説明会が始まる。会場には約150名。外には250名が抗議
に集まる。
一連の説明を終え、質疑応答に入ると会場からは怒りの声が飛ぶ。
「防衛施設局は今すぐ基地建設を止めろぉぉ!!!」「ボーリング調査は中止するべ
きだ!!!」「県民の怒りを受止めろぉ!!」「この説明会など強行するための口実
じゃないか!!」「こんな無意味な説明会を今すぐ止めて防衛施設局はかえれぇ!!
!」
支所ホールの外にも聞こえる声が響く。
機動隊が出てくることもなく、最終的に300名が抗議に集まり、帰ろうとする防衛
施設局に対しても怒りの声を上げました。
来週に備え、絶対に阻止するために多くの人達に今日のことを伝え、訴えましょう!