From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Thu, 2 Sep 2004 20:09:58 +0900

Subject: [keystone 9264] 阻止行動137日目。「現場が求めていること!!ここに集うということ!!!」
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org


9月2日(火)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日の琉球新報夕刊の記事。
「施設局・機動隊動員へ調整・ボーリング調査、説明会・不測の事態に対応」
普天間飛行場代替施設建設に向けた名護市辺野古沖での住民説明会とボーリング地質
調査の実施のため、那覇防衛施設局は一日、幹部を県警本部に派遣し、機動隊動員を
前提に事前調整した。
施設局は今年4月に警備要請をしており、今回の調整で、説明会と調査着手が迫って
いることを伝えた上で、不測の事態への対応を求めた。
反対派はボーリング調査実施や参加人数を限定しての住民説明会開催に反発を強めて
おり、施設局し現場での混乱が予想されるとして、機動隊動員の必要性があると判断
した。
県警は「違法行為が発生したと確認したとされた場合、県警独自の判断で(機動隊
の)出動を決める」としている。
施設局はボーリング地質調査で6日に現地で準備作業、7日から海上調査の作業船を
出して調査に着手する方向で作業を進めている。
反対派との衝突を避けるためにキャンプ・シュワブからの作業船出向を軸に作業を進
め、すでに同基地使用を求める日米合同委員会への申請を行っている。
天候などを見極めたうえで最終的な実施時期を決める方針だ。
3日には名護市久志地区の13区を対象に住民説明会を開催する。
参加人数が200人と制限され、区民以外の参加を認めていないことから、反対派か
らは「自由参加の要求がほごにされた」と反発を強めている。

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現場が求めている一番大きなことは来週中に来るだろう防衛施設局及び機動隊を絶対
に止める「絶対的な物質力」です。
絶対に止めなければいけないという状況の中で「人」が一人でも多くいるということ
が必要だということです。
突破されれば突破し返すという新しい局面を迎える前に一日目に突破されるのか、止
めて追い返すのかでは違うということを改めて確認します。そしてそこを止めてこそ
「阻止」なんだということを確認します。
警察を動員するということの中で防衛施設局は高をくくっています。

何人であろうが、どんな人間であろうが今現在現場において一番大事なこととは現場
に来るということです。
覚悟が必要なことです。生活を超えてこなければなりません。大変なことだと分かっ
た上での死力を尽くしたお願いだと受止めていただきたいのです。
命を守る会のおばぁ、おじぃは命を賭けて「来週」を迎えます。私ももちろんそうで
す。いつでも命を賭ける覚悟で今日を迎えてきました。

もう一度4月19日に皆様に問いかけたことを再度問います。
おばぁ、おじぃに座らせますか?それとも私達が引き受け座りますか。
私達にはもう一度それが問われています。死力を尽くしてこれまで8年間に渡って訴
えてこられた人達にこれ以上やらせて一体日本の未来に何があるというのでしょう
か。
私達はどんな立場をも超えて辺野古に集い、その一瞬に賭けるのです。

イラクに米軍を自衛隊を送りたくないというのなら、イラクの子供達を傷つけたくな
いというのなら、パレスチナの人達に答えるというのなら、アフガニスタンの今なお
続く侵略を止めるというのなら、朝鮮半島に平和が必要というのなら、教育を戦争に
向かわせたくないというのなら、有事法制や現在の日本のあり方を許せないというの
なら、フィリィピン、アジアへのこれ以上の侵略を止めるというのなら、労働現場で
よりよい生き方を生きるというのなら、在日の差別を許さないというのなら、部落解
放と訴えるのなら、日本の港湾施設の軍事化を許さないというのなら、ジュゴンを守
りたいというのなら、自然破壊を許さないというのなら、アイヌコタンへの差別を許
さないというのなら、沖縄から基地を失くすと訴えるのなら、日本を変えるというの
なら、世界戦争を止めたいのならば辺野古に集いましょう。

私達が現在の沖縄、日本で最大限出来ることは辺野古に来週集まることなのです。全
ての差別を失くすために辺野古に集まってください。私達が機動隊とぶつかっても多
少の痛みはあるかもしれない、しかし辺野古を突破されることは何万もの人々の生命
を奪うことなのです。
それが許せない!!!その怒りだけで十分です。その覚悟だけで十分です。体1つで
十分です。それがこれからの歴史を作るのです!!!

お願いです。この訴えを聞いた人々にお願いです。辺野古に集まってください。大和
も沖縄も越えて来てください。おばぁやおじぃのためにも自分たちの未来のために
も。

今やらなくてもいつやるんだ!!あなたはいつ動く!!この歴史的な大舞台に立って
ください。阻止するんです!!それが何よりの希望です!!!
はりさけんばかりの声で訴えます。あらゆることを使ってでもここに集ってください
!!!今、黙認すれば人が死ぬ!!!生命が少しでも大切だと思う人は来るんです!
!ここがそれを最大限訴える場所です!!!!

私はただ、熱く訴えます!!生きることの全てを賭けてこの辺野古を守る!!!生き
るために!!!
お願いだ人々よこの声に答えてくれ!!この死力を尽くした声に!おばぁ達の代わり
に出している声に!自分たちの未来を勝ち取るために出している声に!!!!

そして現在この闘いが「非暴力である」ということを確認しなければなりません。
平良夏芽さんは今日、「暴力をなくす闘いであるがゆえに暴力は使わない。私達が勝
利するとは非暴力を貫くこと」と訴えました。
現場では必ず私達の指示にしたがってもらいます。個々がばらばらであることが一番
危険であるという認識を持ちましょう。突発的な行動は絶対に避けてください。そし
て絶対に勝ちましょう。