From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Sat, 14 Aug 2004 00:28:36 +0900
Subject: [keystone 9128] 阻止行動116日目。
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org
8月12日(木)
・防衛施設局は来ませんでした。
今日も台風の強風のため、座り込みテントはたたみ、命を守る会事務所前で座り込み
を行いました。
台風にもかかわらず30名ほどの人達が座り込んでいました。いつもより、人数は少
ないですが、どんな時にも駆けつけてくださることを心から感謝いたします。
前回の台風の時には、防衛施設局との間で「台風対策」に関して色々とありました。
防衛施設局は「台風対策のために補強させて欲しい」と要求してきます。私達は資材
置き場を一度たりとも認めたことはありません。
資材置き場の建設、または補強を認めるということは彼らの「ボーリング調査」を受
け入れることと同じことだからです。
私達の代表者は「4月19日以前、漁港内には柵はなかった、資材置き場はなかっ
た。全ての生命を奪う行為を認めない立場から資材置き場の撤去を求める」として訴
えました。
防衛施設局は何度かそれに対し、強行姿勢をとろうとし、「ただ、台風対策をすると
いうだけだ。認めろ!!」と強制しようとしてきます。
私達は資材置き場の前で何度も阻止線を張り、それを阻止します。
最終的に双方の同意の上で「柵の撤去」を行いました。それから現在にいたるまで再
建はなく、柵は撤去した状態にあります。
しかし、柵を撤去したにも関わらずガードマンはそのまま継続して雇い、「資材置き
場建設」の立場は変えていません。
台風のために伊江島に渡れなかった学生達が変わりこみに立ち寄り、座り込みは一日
中にぎやかでした。
学生たちに座り込みの常連の人達がレクチャーを行い、それぞれの立場から訴えまし
た。最後に私から「もう、おばぁ達に任せてはならない。僕達がやらなきゃならな
い。いつまで、おばぁ達にやらせるのか考えなければなりません。ボーリング調査で
も阻止しにいこうや、って友達を誘って座り込みにきてくれたらとても助かります。
ぜひまた来てください。」と話しました。何人かの学生が答えてくれ、「また来ま
す」と話してくれました。
座り込みを終えた後も関西のほうから20名ほどの来訪者がありました。
この間に経緯、そしてこれから私達がすべきことを座り込みから巣立った亜季ちゃん
の話を通してしました。
「一人が引き受けることが状況を変える」それぞれの立場で生活という現場で闘い、
一歩飛び出して人々に訴えかけること。それが出来れば状況は必ず変えられる。
亜季ちゃんがそうしたように、かんきちさんが県庁前でそうしているように。