From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Sat, 31 Jul 2004 22:59:18 +0900
Subject: [keystone 9029] 阻止行動104日目
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org
7月31日(土)
・防衛施設局は来ませんでした。
この間に全国のたくさんの人達から「100日目」を迎えての激励文が届いていま
す。一つ一つをおばぁ、おじぃと読んで話しています。本当にありがたいことです。
沖縄から全国へ、「島ぐるみ」から「全国ぐるみ」の闘いになっているからこそ、機
動隊さえ入れさせない状況を作り出し、基地を作りたい側の人間も強行するタイミン
グを見失っているのだと感じています。辺野古に手を出すということは全国の平和を
願う人達の心に火をつけるのですから。
これからも皆様の助けが必要です。継続して助け合ってがんばりましょう。
沖縄から矢臼別演習場へ米海兵隊が実弾の演習をしに出ています。現在、28日より
実弾の演習が開始され、周辺の人々に爆発音と恐怖が撒き散らされています。
そこで監視活動をしている人達からも激励の文章が届けられていました。
北富士演習場の「サマワ模擬施設建設」問題でその演習反対を訴えている人々からも
激励の文章が届いています。
米軍のトランスフォーメーション(再編)の中で沖縄だけに矛盾を押し付けてきた問題
は全国へと広がり、「全国ぐるみ」の闘いへと変化しました。戦時下の日本で今立ち
上がらなければ何も変わらないのだと強く思います。
辺野古で「104日間」も基地建設を止め続けている状況はそうした問題を必ず平和
を願う人達の手で変えられることを意味しています。
座り込みは夏休みに入った性もあり、県内の学生が良く来ます。座り込みもなんだか
にぎやかです。
夕刻、「1フィート運動」の仲村文子さんを含むメンバーが10名ほど事務所を訪れ
ました。
文子さんは90歳を超えています。しかし、「軍国教師として戦場にたくさんの子ど
も達を送り出したことに謝罪の意味を込めて平和を訴えていきたい。」と私達の世代
に平和の意味を訴え続けていらっしゃる方です。
この間の選挙や座り込みが続けられる中で出会った人達の話、100日間を超えてさ
れど続けていく意義についての話に花が咲いていました。
「根気強く続けていかなければなりません。那覇にいる身で中々来れないことに歯が
ゆさを感じながら辺野古に常に気持ちはあります。」と文子さん。
「私達は訴えています。"今やらなければいつやるのか"と。現在の沖縄をもう一度"
島ぐるみ"へと状況を作り出すために。そして全国で多くの人達が一緒にやらければ
なりません。」と祐治さん。
「この間でこの国と真っ向からぶつかり合った闘いはありませんでしたよ。座り込み
も20代の人達が増えてきて、運動も若返っていくなぁと感じていますよ。」と安次
富さん。
一つ一つの言葉に歴史を感じます。
仲村文子さんは帰りに茶碗を洗っている私の所に来て、「ごくろうさまだねぇ」と頭
を下げられました。びっくりして、恥ずかしくなり「これは、どうも。」と口ごもっ
てしまいました。それは私ではなく、ここまで足を運び激励をされた文子さんに当て
はまる言葉です。本当にお疲れ様です。声をかけてくださって本当にありがとうござ
います。
夏風邪でまいっていたのでとても元気が出ました。
今日は昼に久しぶりにカヌー隊が練習をして、いつでも阻止できるように心を引き締
めていました。これからもがんばっていこう。