From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Mon, 26 Jul 2004 00:53:16 +0900

Subject: [keystone 9012] 阻止行動98日目
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7月25日(日)
・防衛施設局は来ませんでした。

午前中は休みをもらい、名護市街地に帰っていました。
名護市街地の私がよく行くお店に立ち寄るとそこの店主がとても元気のでる話をして
くれました。
「私ね、この間来た青年にいったやったのよ!!余りにフラフラとしていたものだか
ら、そんなに余裕と時間があるのなら少しは辺野古に行って座り込みなさい!!って。
あれからあまり来ないわね。でもね、私に出来ることと言ったらそんな所。ごめん
ね」と。

「謝ることではまったくありません。私達が座り込みを続けられるのもそういう人達
が名護にいてくれるからですよ。」と答えました。

多くの人達がこの座り込みがなされている間で葛藤し、訴えを広げてくれていること
を実感するところです。うれしい限りでした。

午後、辺野古へ帰ると本部のP3C自衛隊基地に反対しているおじぃ達が来ていまし
た。
私に「知っているか!?本部は今でも採掘のために山を削っているのだが、宇部鉱産と
いう所がやっている。大和の企業だ。わったーは20年も前にそこで"ここの採掘は
辺野古の埋め立てのためにある"と聞かされていた。20年も前の話だ。昔っから米
軍と日本政府は辺野古の基地建設計画を進めていたのさ。だからわったー達も本部で
がんばる人間としてがんばらななぁ。でも君、大和の人よ、この問題は島ぐるみの段
階ではなくなった。全国ぐるみで立ち上がらなければならないんだ。皆で、皆でがん
ばろうなぁ。」と語ってくださいました。
85歳の小禄おばぁは「うん、うん」とうなずいていました。
辺野古基地建設計画の青写真が出来たのは1966年だということは証拠も上がり、
明白な事実です。その頃からすでに宇部鉱産ら大和の大企業とそういう契約をしてい
たとしたら大変なことです。
なおさらに腹が立ってきた!

そして、「全国ぐるみで取り組まなければならない」というおじぃの言葉はとても重
いものがありました。92歳のおばぁが言っていた「本当に勝つ」には、今、それ以
上に世界ぐるみで取り組まなければいけないということを改めて思います。
勝って、もうこんな状況は終わりにしましょう。助け合って生きていくという当たり
前の生活を取り戻すために。