X-Original-To: kaymaru@jca.apc.org
From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: <"Undisclosed-Recipient:;;"@mx-list.jca.ne.jp>
Date: Fri, 25 Jun 2004 10:45:10 +0900
Subject: [keystone 8903] 辺野古あきさん日記。沖縄の闘いと共に30年。星野文昭さんと暁子さんの話。
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6月24日(木)
今日は、71年の沖縄返還協定に対する闘いの中で、無実の罪をきせられ30年近くもの
間刑務所に拘束されている星野文昭さんのお連れ合いである星野暁子さんからとても
貴重なお話しを聞かせていただいた。
星野さんの逮捕は、沖縄の闘いを封じ込めるために見せしめ的に行われた明らかに
不当なものであり、それは言論の自由や思想の自由が弾圧され、監理社会がますます
顕著化する現在の社会の流れに直結するところがあると思う。
星野さんが受けている不当な弾圧、国家ぐるみの人権侵害を知り、星野さんを取り
戻す行動を共にすることで、今の社会の現状も見えてくる。その中で、私たちは辺野
古の問題をどう闘い、行動していくのかを考えることが大切なのだと思う。
30年以上前、沖縄返還協定が平和の訪れではなく、新たな基地の増強に繋がること
を見抜き、沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題として立ち上がり、闘った人々
に学ぶことは本当に多い。
これは冤罪の闘いではあるけれども、「その背景にあるものは沖縄の基地問題であ
り、星野さんは今でもその気持ちをずっと持ち続けている」という暁子さんの言葉が
印象的だった。“だから、また新たな基地を作るというこの流れを止めたい。これ以
上イラクの子どもたちを殺させない”それは、星野さんをずっと側で見てきた暁子さ
んの心の底からの思いだと思う。