From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Thu, 27 May 2004 09:29:58 +0900
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Subject: [keystone 8778] 阻止行動38日目


5月27日(木)
・午後、防衛施設局が来ました。

金武町伊芸区・・・・・
今日、金武町では伊芸区の住民がキャンプハンセンのゲート前で資材搬入の状況を
チェック。一台一台どんなものが搬入されているのかチェックしているとのこと。
伊芸区民は「狭い沖縄になぜ新たな実弾射撃訓練施設が必要なのか。レンジ4は民間
地からわずかに300メートルしか離れていない。いつ実弾が飛んでくるのか不安
だ。」とこの国の理不尽なあり方に怒りをあらわにしています。
繁木敏充沖縄担当相の「基地機能強化でない」との発言には唖然としてしまいます。
知事は形だけの「反対」を繰り返している。
海上基地建設もレンジ4訓練施設建設も県民の総意として反対されているにもかかわ
らず・・・この国は間違っている。
伊芸区は監視台のほかに新たに闘争小屋を建設することを決めた。闘いはこれから
だ。

辺野古・・・
午後2時30分防衛施設局が車2台で10人を引き連れて辺野古に来ました。
こちらの代表が対応し、今日は辺野古のおばぁ、おじぃが直接訴えることとなった。

「県知事も防衛施設局もしっかりとこの海を見たことがないじゃないか。基地を作る
時代ではない。未来に、後世に何を残すのか考えれば、この海を埋め立てて何の利益
があるのか。この8年の間に6人の方が思いを残し、天に召された。その方たちの思
いと共に私達は人柱になってでも止める覚悟が出来ている。」と金城祐治さんが訴え
る。

「わったーは90年間この海と共に生きてきた。戦争が終わって、何もなかった時、
この海があったから生きられた。子どもたちが無事に成長したのもこの海のおかげ
さ。基地建設をするというのなら、わったたーを殺してから行け!!」92歳になる
おばぁが語る。

日本政府はこの海で生き、生活してきた人々の根底からの叫びを聞け。
今すぐ基地建設から手を引くんだ!おばぁやおじぃに手を出すというのなら絶対に許
さない!この海を殺すということは、おばぁ、おじぃを殺すということだ。

午後3時、防衛施設局は引き上げていった。
おばぁ達はいつものゆんたくをして5時ごろ帰っていきました。誇りを持って堂々
と。