From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
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Date: Tue, 25 May 2004 22:13:06 +0900
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Subject: [keystone 8772] 阻止行動37日目
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5月25日(火)
・防衛施設局が来ました。

金武町伊芸区のキャンプハンセン内における「都市型訓練施設の建設」が強行されま
した。
なんてことを。中東を、アジアを想定した米軍の演習場施設を作るということはさら
に人々が殺されるということです。そんなことを許せるわけがない!!
伊芸区、金武町を上げて施設建設の反対を訴えたのにもかかわらず、そこで生活する
人々の心からの訴えをこの国は踏みつけて押しつぶした。怒りは収まりません。

強行されたということですが、現在どのような状況なのか報告をします。
「25日午前8時には、資材を積んだトラック数台と乗用車が次々と現れ、測量作業な
どが始まった。」と琉球新報の夕刊には載っています。
在日米軍は作業開始したことを認めています。
今日、金武町にいった方の話を聞くと、現在の測量作業は「ヘリパッド」を作るため
とのこと。資材搬入を空からヘリにより行い、地元の人々の怒りの声、阻止線を突破
するつもりなのだろうか。
辺野古でいうと海から全ての搬入を行い作業をするということなのだろうか。
それでも私達は命がけで止めるのです。
都市型訓練施設の建設は完全に「住民無視」をしています。これが「アメリカ」で
す。
防衛施設局は「着工するかどうか米軍の連絡の義務はない」としている。これがこの
国なのです。
私達はそのあり方を否定して座り込んでいる。
私達の座り込みが金武町の人々と共にあることを願い、そしてその正しい行動が成功
することを願っています。

午後2時、辺野古座り込みの場所に防衛施設局が来ました。
用件は「退去を求める。私達の基地建設の着工の方針に何も変わりはない。」という
こと。こちらの代表の大西さんや具志堅さんが相手をしました。
座り込みをしている人々に聞こえるように実況中継マイクをとりつける。座り込み現
場から時には拍手がおこる。
30分ほどして、午後2時30分。防衛施設局は引き上げていきました。

私達は大きなうねりの中で生きている。それを変えるのも誰かが一石を投じるからな
のかもしれない。
今日の午後は辺戸で最終処分場建設に反対して木に身を鎖で縛り付けたおばぁ達がバ
スでやってきた。辺野古にはありとあらゆる人間の尊厳を待った人々がやってくる。
その度に生きる力をもらっています。