From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>

Subject: [keystone 8764] 阻止行動34日目
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org

      5月22日(土)
      ・防衛施設局は来ませんでした。

      今日は何もなく、一日が過ぎました。
      私はこの間の疲れをとるために一日事務所で休んでいました。
      休んでいると、外が騒がしい。おばぁ達が「晋は倒れたのか」と騒いでいる。
「違うよーただ、休んでいるだけー」とことわりにいく。私は休んでいるほうが騒が
れてしまう。あちゃと思い。表に出ておばぁ達とゆんたく。
      すると新潟から来た内科の先生が見に来てくれる。「19でこんなんでは、鍛え
方が足りん!!」と怒鳴られました。おばぁ達が大笑い。

      休んでいたものだから書くことがあまりないのですが、今日も無事に座り込み
を終え私達の一日も終えました。

      それぞれがお互いを助け合いここで闘っている。私達は助け合いの中で闘って
いる。
      この間に多くの人達から激励のメール、ファックス、書き込みをいただいてい
ます。痛みを共有し、助け合おうとしてくれる人がこんなにもたくさんいると心強く
感じています。
      激励のメッセージが届くたびにおばぁ、おじぃに読んでいます。そのときのお
ばぁ達の笑顔を皆様に伝えられなくて残念ですが、本当に感謝しています。おばぁ、
おじぃにかわり私から皆様へ申し上げます。繰り返し、本当に感謝しています。

      この間ドイツ、イギリス、アメリカ、フィリピン、ハワイ、ベルギー、ニュー
ジーランド、ビエケスからもメッセージが来ています。できる限りホームページ上で
も伝えていきます。韓国からのメッセージの全文を紹介いたします。

      辺野古の海上基地反対のために闘っている沖縄の住民にささげる連帯の辞

      生命と平和を守るために闘っている皆様に連帯のあいさつを申し上げます。
      私どもは韓国で駐韓米軍の犯罪と被害に対して人権を守ろうと一生懸命活動し
ている市民団体です。
      生命と平和を守るために沖縄の住民の繰り広げている闘いは、韓国の反米軍基
地運動に大きな影響を与えています。特に人間のみならず自然を初めとする普遍的な
生命と環境を守り、平和を続けていく沖縄の精神は、韓国の人々に大きな教訓を与え
ています。
      今、米軍は沖縄のみならず、韓国でも基地を拡張しようとしています。です
ら、農民達が立ち上がり、基地拡張に反対する闘争を展開しています。
      辺野古の前の海に建てられようとしている海上基地に反対する闘いは、必ず勝
利するはずです。生命と平和を守ることは、軍事力、物理力はなくても、真理であ
り、真実であるがゆえに勝利するのです。米国がイラク戦争で没落しているように、
暴力と軍隊を全面に立てて、生命と平和を破壊する行為は必ず敗北するのです。
      海を越え、地域も違い、言葉も違いますが、米軍基地から生命と平和を守る闘
いをともに行っている勧告の民衆達が、沖縄のみなさんを支持している事実を記憶し
ていてくださるよう望みます。同時に、私どもも皆さんが韓国の反米軍基地の闘いを
支持していただけると信じて、力をいただいています。
      たとえいまのこの場ではつらく疲れ果てても、後代に平和を残し、そして共に
生きることが美しいのだという真理を確認するために、ゆるぎなく立ち向かって行き
ましょう。



      2004年5月7日
      駐韓米軍犯罪根絶運動本部
      常任代表 ムン・テゴル