From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: "キーストーン メーリングリスト" <keystone@list.jca.apc.org>
Date: Thu, 13 May 2004 22:55:38 +0900
X-Priority: 3
Subject: [keystone 8697] 阻止行動25日目
X-BeenThere: keystone@list.jca.apc.org


5月13日(木)
今日で座り込みは25日目。座り込み参加者の人数は4月23日からの累計だと5月13日ま
での20日間で1827人。19日〜22日までで約400名が参加しているので合計すると2000
人を超えています。辺野古ではすさまじいことが起こっています。
防衛施設局の理不尽を許せないと立ち上がった人達は全国、世界中から数えればもっ
ともっといる。
日本政府はこの現実を受止めろ!!基地建設をやめろー!!

・今日は防衛施設局は来ませんでした。

命を守る会事務所には辺野古の出身者という方がこられました。小禄さんと手をつな
ぎ1時間ほどゆんたくをして帰って行きました。その様子を見ていると言葉では言い
表せない言葉を表現しているように見えました。
座り込みではごぼう抜き(座り込みで腕を組み、「人間の鎖」を作る。機動隊がそれ
を引き抜くことを言う。)の練習をしました。引き抜く側の人の話を聞くと「無理
だ。」と言っていました。
「私たちは命を懸ける覚悟」というTシャツを座り込みの場所に飾っています。私達
は命を懸ける覚悟で闘う。覚悟しろ防衛施設局。

今日、驚くことを知りました。
防衛施設局が4月19日に強制的に建設した作業場を沖縄の民間の警備会社が警備を
担当しているのですが、「座ってはならない」ということまで束縛された警備をして
います。警備の人達は灼熱の日光の中を立ち続け、雨の中も立っていた。倒れる人が
いてもおかしくないほどつらい労働をさせられている。
その警備の人達の労働賃金は10時間で5000円円という。昼休みの1時間を抜い
ても9時間です。なんと時給「556円」、信じられない。日本の最低賃金でもっと
も低い沖縄の最低賃金(608円)さえも守っていない!!
人々の生活を奪い、生命さえも危うい労働をさせられている。
警備の人達はさきほども言ったように本当に何も言わずにがんばっている。こんなこ
とがあっていいのだろうか。この国の人への扱いそのものだ。許せない。
私達は消耗品じゃない!!

ボーリング調査を止めることは全ての労働をしている人達を守ることでもあるので
す。辺野古へ集まりましょう。
明日は平和行進が辺野古から出ます。盛り上げましょう!!