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Date: Wed, 12 May 2004 22:52:06 +0900
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Subject: [keystone 8689] 阻止行動日誌24日目
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防衛施設局がこないわけ。阻止行動24日目。累計2664日間
2004,5,12 この日記を編集 削除
5月12日(水)
・防衛施設局は来ませんでした。
新聞報道で防衛庁は琉球新報の取材に対して「(調査は)円骨に、整斉
と行う。拙速で進めても良い事はない。(調査の)環境作りが大切だ。」「かといっ
て施設局が手をこまねいたままというのでもいけない。」としている。
「環境作り」とは私たちを排除することに他ならない。「けが人が出る
ようなことがあってはならない」なんてことも言っているが、警察に守られた施設局
がどうやってけがをするのだろう。
「環境作り」にはもう1つ意味があると思います。私たちの消耗です。
彼らはあせっているといっても金、権力、人員はたくさんいます。余裕がある。
とてもとても怒りを感じます。私たちは負けない、人間的でない防衛庁
なんかには。
今日も午前中からずっと緊張感がはりつめていました。
旧の豊原の公民館には業者の関係者が車3台で集まり、防衛施設局技術
協会というところの車も1台で来ていました。キャンプシュワブ内にも防衛施設局の
関係者の出入りがあるということで現場には緊張が走り、一度はスクラムを組んだ。
しかし、今日は防衛施設局は来ませんでした。
命を守る会にはおばぁ達が集まり、にぎやかに。
午前中は座り込みの用意、団結弁当の用意で大忙し。午後は防衛施設局
に対する警戒で大忙し。ちょうど、それが終わった頃におばぁ達がやってきたのでい
つものにぎやかさが戻っていました。
92歳のヨシおばぁは何をしてもたじろがないおばぁです。防衛施設局
の情報が入る度に椅子から「がばっ!!」と立ち上がるので、まぁまぁと座ってもら
う。おばぁ、やる気まんまん。家族が心配して座り込みに代わりに来ています。
しかし、私は何度も多くの人たちに問わなければなりません。「おばぁ
達にやらせるのか」と。沖縄戦、銃剣とブルトーザー、ベトナム戦争、そして現在の
基地建設。それを押し付けてきた人間、日本人にとってその行いへの責任は命をかけ
るだけの価値があります。
私はいつかフェンスの向こうで全ての人々が差別なく、その人にあった
働きをして、辺野古の海人と釣りをして、ひざを交え泡盛を交わしたい。おばぁ達と
真心でつきあっていきたい。次代に引き継ぐものがそうであって欲しい。
そのために基地建設に反対する。
今はおばぁ達の足腰となれたかな。今が闘う時と肌で感じます。