From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: "キーストーン メーリングリスト" <keystone@list.jca.apc.org>
Date: Mon, 3 May 2004 19:45:46 +0900
X-Priority: 3
Subject: [keystone 8622] 040503 辺野古 阻止行動日誌
5月3日(月)
・防衛施設局は今日も来ませんでした。ゴールデンウィークで警察も海上保安庁も休みです。
漁港には家族連れで海に出て行く人も多数いて、休みの日なので余計に賑わっています。
漁港入り口では大西さんがハンセン病について語り、方法書について訴える人がマイクをとる。全国から集った人たちの紹介などがあり、賑わっていました。
事務所は長期戦も考え、色々なところを修復。上等な建物になり、洗い場はかんきちさん、与那覇さん佑治さんがセメントで固め、なべが洗いやすくなりました。洗い場もあるふぁさんが修復、水漏れを直しました。
琉球新報の「声」の欄にこんな投書がありました。
「ジュゴンは・・・」息子の涙 (名護市 主婦)
辺野古沖のボーリング調査のニュースを見ていた時でした。隣にいた小学2年の息
子が目に涙をためていたのです。「なんで海に基地を作るの?魚は死んじゃうの?ジュ
ゴンはどうなるの?戦争が起こるの?」と訴えてきました。
わが家は辺野古に住んでいませんが、よく遊びに行くので、海と景色のすばらしさ
は息子も知っています。今まで家族で基地について話したことがなかったし、私自身
詳しいことがわからないので「基地が出来たら、ジュゴンや魚はどこへ行くのか死ぬ
のも出るのだろう」と答えました。
息子は「国や沖縄のえらい人は自分たちの住んでいるところ所が壊されたら嫌だっ
て分からないのかな」と涙をぽろぽろ流しました。
まっすぐに疑問を投げかけてくる息子を見ると、知りたくない事実から耳をふさい
でいた自分が見えました。基地が出来ることにより失うものは、大事なものではない
のかということを、小学生の息子にも大人にも分かるように説明できる方いません
が。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この言葉、政府はどう答えるのだろうか。何も説明が出来ないこの国に一体どんな未来があるというのだろうか。
辺野古に集まっている人達は小学2年生にも説明ができる、真実を語ることが出来る。未来は私達の手に。