From: "辺野古命を守る会" <henoko@f5.dion.ne.jp>
To: "キーストーン メーリングリスト" <keystone@list.jca.apc.org>
Date: Tue, 27 Apr 2004 22:11:18 +0900
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Subject: [keystone 8593] 040427阻止行動日誌
4月27日(火)
今日も阻止行動は続きます。午前5時にはたくさんの人達が集い、約70名が座り込みました。
参加者に全国から来た激励の文章を読み上げます。拍手が起こる。思いをこめた文章ほど迫力を感じます。
座り込みをしてから2時間、午前8時50分「きたぞー!」と声が上がる。びっくりして事務所から飛び出す。漁港は「鉄の鎖」を組む私達の迫力で騒然とする。漁港入り口で代表者が防衛施設局土木課の和泉課長以下7名と「応用地質」(ボーリング請負業者)の責任者岡本氏の9名を対応しました。
「資材置き場が建設途中になっており、安全が気にかかるので現場を確認させて欲しい。柵を補強させて欲しい」との施設局の言い分に対峙する夏芽さん・大西さん。「安全が気になるなら撤去しましょう。お手伝いしますよ」「建設途中な事が問題なのではなく、あんな物を作る事自体が問題なんだ」「『防衛施設局』とは一体何を守るんですか。大切な海を埋め立てるなんて、これじゃあ破壊施設局じゃないか。」「あなたたちが来る事で、私たちがどれだけ緊張と不安を強いられているかわかりますか」
その後も山内徳信さんが入り、沖縄戦、イラク侵略の話にまで発展させて訴えます。夏芽さん「私が行ったイラクのファルージャで、辺野古のキャンプ・シュワブから飛び立った米兵が、イラクの人達を殺しているんです。私はイラクの人に何て言えばいいんだ。もう決まった事だから基地は作りますよー、とでも言うのか?答えてください!!!」
1時間にわたる交渉の結果、防衛施設局は立ち去っていく。大西さんが「友好的な話し合いを持ちたいなら事前に連絡を入れてね」とあいさつ。土木部長は「はい」と答えた。本当に事前に連絡を入れてくれるのだろうか。????
午後、団結てんぷらをほおばりながらこれまでの疲れを癒していると、座り込みの人々が立ち尽くしている。びっくりしてまたも事務所から飛び出す。漁港に「応用地質」の責任者岡本氏がまたもあらわれる、今度は1人で警察官から守られている。
いきなり、作業場建設場を写真に収め始めたため、「ちょっと待ちなさい」と代表者がまた話をする。
写真撮影していた理由は「写真を撮り、給料を要求しなければならないので来た」とのこと。私達としても労働を請け負った会社の人達が給料を要求することに物を言うものではなく、むしろ権利だと考えるので、それを見ているということにしました。しかし、現場がかなりの緊張関係にある中で混乱を招いたことは確かで「もしそういうことがあるのなら説明をして欲しい」と話した。しかし、警察の対応、ふるまいはエスカレートしている。意図的にやっているのは見え見えで相手にしているものはいないが。この責任者との話し合いの時に周りに対し「警告」を発した。完全な脅しであり、認められるものではない。業者の責任者は写真をいくつか撮り、帰っていきました。緊張は続きます。
それからは動きはなかったが何かとやはり、落ち着かない。毎日が一ヶ月にも感じます。しかし、負けられない!!