核の傘
賛同者の方々からのコメントを集めました
核の傘
「核の傘」から離脱する方法論、非核日本の安全保障政策を具体的に提言しなければなりません。（愛知正博・大学教授）
核廃絶の真に有効な第一歩は、日本が合衆国の核の傘から離脱することにあると考えます。これなくしては「唯一の被爆国」の如何なる発言も、国際的に評価され得ません。東北アジア非核地帯も、核不使用ではなく核非配備とするためには、日本が真に主権国家となり、同時に核エネルギー政策を根本的に修正する方向を現実のものとしなければなりません。（丸山秀邦・元教員）
核兵器廃絶の第一歩は、アメリカの核の傘に頼る国防政策からの脱却です。（梅靖三・団体代表）
まず日本がアメリカの核の傘から脱却すること。非核三原則の法制化を日本政府に要求し、世界的にリンクして核廃絶の実現を２０００年を目途に達成して
核抑止信仰から21世紀を解放したい。（森瀧春子・団体代表）
地球・子ども
一人の人間として、絶対に反核を訴え、子や子孫にも伝えたいと思います。それが私の日本人としての責任でもあると思います。（菊地原芙二子・歌人）
２１世紀こそ核も基地もなくして戦争のない世界を！銃をにぎり、人を憎み、殺傷する子どもたちをつくってはなりません。（木村康子・団体役員）
世界の意見は核廃絶です。地球のすべての生きもののために。（小山内美江子・脚本家）
2051回という核実験は世界中に核汚染をまき散らしています。そして地球を一万回も破壊し尽くす核弾頭。20世紀の人類が残した負の遺産は余りにも無謀です。私たち大人は21世紀をいきる子どもたちに本当の意味で平和で豊かな世界を残す責任があると思うのです。（柴田幸子・団体代表）
一般市民を無差別に大量虐殺する核兵器は、地球環境に与えるダメージからいっても使用不可能な兵器です。日本は非核三原則といいながら、アメリカの核の傘の下にいるという矛盾を抱えています。非核三原則の法制化に大賛成です。この運動の広がりますよう祈ります。（市吉澄枝・税理士）
原子力
放射能臨界のニュースを知り・・・私達の知らない所で、いかに重大な事がいいかげんに行われているかという事実に恐しさを感じたのは私だけではないと思う。（イルカ・シンガー ソング ライター）
唯一の被爆国の日本であるが、今回のＪＣＯの事故の犠牲者、大内さんの死去で、初めて放射能の恐怖を知ったような報道や国民の対応に、長崎市民のひとりとして驚くとともに憤りを覚えました。（黒崎伸子・大学講師）
核兵器廃絶は勿論願っていますが、同時に、同じ各、放射能を使っているという観念から日本の原発問題等の関心も持っていってほしいと思います。（藤林和子・作家）
核兵器はもとより、核物質への依存をなくしていくことが、２０００年代初頭の人類の課題ではないでしょうか。東海村での臨界事故でも「決死隊」で対応したのは、原子力政策とは無縁の労働者たちでした。これは原子力主義者たちの庶民への核戦争に見えます。（長谷川孝・教育評論家）
私の一歩
ぜひこの運動の輪を拡げてゆきましょう！！アピールにあるようにアジアに向け、世界に向けて訴え、輪を大きくしてゆきましょう！！私は埼玉で拡げる働きを微力ながら致します。（遠藤富壽・牧師）
バートランド・ラッセル卿の「２０世紀人類の犯した最大の罪は原爆の開発だ」の言葉。吉永小百合さんの「２１世紀に残したくないもの−核」。今こそ良識ある者がこぞって核兵器廃絶を叫ぶとき。小さな力も集まれば、日本を、日本政府を動かし得る、動かさなければと思う。周辺に１００人の賛同者を集める努力を開始しています。（及部十寸保・元高等学校校長）
肩書きも学歴もない、フツーのおばさんですが・・・地球市民の一人として声をあげることが大切なのでは。（Y.N・主婦）
被爆者として原爆パネルを持って外国へ出かけても、日本の責任を問われますし、切実に特別の責任を負っている、とのアピール文に心から賛成します。核兵器廃絶は２０世紀を生きる我々大人の責任でもあると思っています。ご一緒に日本の使命を果たしていきたいと思います。（水野秋恵・広島の被害者）
すべての経験をよりよい次のステップのために役に立てるのは人として当然のことである。ましてや多くの人々の貴い生命の犠牲を伴った経験があるのなら尚のこと。広島や長崎の経験はこの世の中には「核兵器｣を正当化するいかなる理由も存在しないことを私たちに教えてくれた。私も日本人として微力ながら自らの役割を果たしたいと思う。（山中正竹・野球部監督）
日本こそ
あの日の惨状は一日も忘れることができません。２０世紀に生まれた人間として「核兵器のない平和な２１世紀」実現することは、人類共通の緊急課題です。世界で最初にして唯一つ、核戦争の悲劇を体験した日本国政府は核兵器廃絶のために積極的なイニシアチブを発揮するよう強く求めます。（川口龍也・団体世話人）
ぜひ世界に通用するアピールにして頂きたいと思います。その為にできることはには国際ビジネスに関わる者としても努力して参りたいと思いますが、世界的に受け入れられるためには被爆国の立場だけを前面に出すのではなく、日本の戦争責任と反省を率直に認めることが活動の中で必要になると思います。（K.T・会社員）
核兵器のこわさはどの国の誰よりも知っている筈。平和解決の先頭にたつこと。日本も「新アジェンダ連合」に加わるよう政府を動かすべきです。国民は「新アジェンダ連合」のことなど何も知らされていませんから動きもにぶいのです。（近藤とし子・食生活研究家）
賛成。1985年10月、国連創設40周年総会に出席した中曽根康弘首相ですらも、日本国民を代表するその演説で「日本人は、地球上ではじめて広島、長崎の原爆の被害を受けた国民として、核兵器の廃絶を訴えつづけてまいりました。核保有国は、核追放を求める全世界の悲痛な合唱に耳を傾けるべきです。両国指導者は、子の地球を死の天体と化しうる核兵器を遂に廃絶せしむべき進路を、全人類に明示すべきであります」と公言した中曽根さん。まさか日本国民の正義が疑われる虚言ではありますまい。（竹岡勝美・元防衛庁官房長）
核兵器が世界から廃絶される日の1日も早いことを望みます。世界の大衆の世論は確実にその方向へ向かっています。まず、日本政府の態度が変わらなければなりません。頑張りましょう。（三宅信雄・広島の被爆者）
賛成・注文！
アピールの趣旨には全く賛成です。いかに効果的に大々的にＰＲするかが大切です。持続的な運動を願います。（山本堯・大学名誉教授）
米国の核兵器廃絶市民グループと手をつなぎその名を世界にと継承して行く事がまず一歩です。（阿部野人・映画監督）
ASEAN諸国は1995年に非核条約を結び国際連合に核兵器の全面廃止を提案しつづけています。米軍基地の集中している沖縄は、ASEAN地域に接近しています。たとえば、ルソン島と沖縄との距離は、沖縄と東京よりも短いことに注目ください。東北アジアだけにこだわらず、「ASEANの非核化地帯に合流しよう」という課題を追加できないでしょうか。2000年が沖縄サミットの年であることをに思いをはせるとなおさらです。（中村尚司・大学教授）
原発から排出される放射性廃棄物も大きな問題です。脱原発も同時に進めていただきたいと思います。（鈴木富士子）
心をひとつに
日本の反核運動が過去のしがらみと小異にとらわれて、大同一致できずにまとまりを欠いていたことを残念に思っておりました。今回みなさまのご尽力によって「核廃絶を求めよう」という一点に党派・宗教を超越した結集が図られたことに敬意を表し、大歓迎します。2000年だからとて2000人にこだわることなく、2万人、20万人へと拡げて行きたいものです。これから知己・友人に呼びかけて参ります。（小林善樹・アマチュア百姓、科学技術翻訳）
原水爆禁止運動の日本での経緯を思うと、政党の影響の出過ぎない個人の意志が結集されていくこのような運動に賛意を表します。（玉垣良三・大学名誉教授）
全く時宜に叶った運動と思います。国際的活動と共に、一般市民にも働きかけ、また既成の各反核団体も糾合し、協力し合う体制をとって頂きたいと思います。（西山竜平・作曲家、画家）