核兵器廃絶 - 地球市民集会ナガサキ
11月17日〜20日、核兵器廃絶を求めるNGO(非政府組織)や全国の市民団体と長崎市民・県民が連帯し、長崎が核戦争被爆最後の地になることを願い、核兵器のない平和な21世紀を実現するための国際集会が長崎で開催されました。2000年キャンペーンは、集会成功のために結成された市民団体・個人のネットワーク「全国連絡会議」の窓口団体として実行委員会と全国の諸団体とをつなぐ連絡係の役を引き受け、積極的にナガサキ集会を応援してきました。
集会には世界各地で活躍するNGOの人々が参加し、交流を深めました。分科会でのテーマを絞った討論のほか、各地のNGOが日頃の活動を紹介する華やかなブース展示、各NGOの自主企画プログラム、広島・長崎の被爆者のほかウラン採掘労働による被爆者や核実験場の風下住民の実態を写した『世界のヒバクシャ』写真展、開会・閉会式での活気ある歌や報告など、多彩で充実した集会となりました。4日間の集会でなされた議論をふまえ、地球市民として核兵器廃絶を訴える「長崎アピール」を採択して集会は幕を閉じました。