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第25回(2009年12月12日(土))シンポジウムのご案内

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第25回人権と報道を考えるシンポジウム

官僚・メディアと新政権
――記者クラブ廃止に向けて

2009年12月12日(土) 午後1時半~5時

場所:東京学院(水道橋) 資料代500円  (申し込みは当日会場で))

 長期自民党政権下で政治家・官僚と癒着し、政治支配の道具と化し、多くの冤罪を作り出してきた大手メディア、その取材・報道は今後どうなるのか?
 メディアが情報のおねだりをする結果、官僚を発信源とする「アドバルーン記事」「新聞辞令」などがはびこってきた。それが国会や民主主義の軽視に、つながってきたのではないか。
 大手メディアの記者自身が、官僚化していたのではないか? 警察官のリークは公務員の守秘義務違反ではないのか。こうした視点からの発想の大転換が必要だ。
 鳩山政権は発足と同時に「事務次官による定例記者会見の廃止」を宣言し、官僚のメディア誘導に釘を刺したが、大手メディアはこれを「国民の知る権利」無視として一斉に反発した。鳩山氏は5月の民主党代表就任会見で、「政権を取った場合、記者会見を記者クラブ員以外にも公開する」と明言したが、これも大手メディアの「水面下の抵抗」を受け、会見を「部分開放」した外務省など、まだ一部にとどまっている。
 今や、大手メディア自身が「改革への抵抗勢力」となっているのではないか?

【パネリスト】

  • 沖縄密約の情報公開を求める 西山太吉さん(元毎日新聞記者)
  • 長野で記者クラブを廃止した 田中康夫さん(衆議院議員)
  • 記者クラブ制度と闘い続ける 上杉 隆さん(ジャーナリスト)
  • 英国インディペンデント紙特派員記者 ディビッド・マックニールさん

パネリストのプロフィール詳細

【司会】

  • 人権と報道・連絡会世話人 浅野健一さん(同志社大教授)

主催 人権と報道・連絡会

 

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最終更新:2009年12月30日 人権と報道・連絡会